住化加工紙株式会社

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紙はどうやってつくられるの?

2025.12.10 更新

カテゴリー 用途やさしいせつめい分析・測定その他設備剥離剤ポリエチレン原料剥離紙

■ パルプをつくる(紙のもとを作る)

紙は「パルプ」という木の繊維(せんい)からできています。

🌲 どうやってパルプをつくるの?

  1. 木を小さく切ったチップをつくる
     木のかけらを同じ大きさにそろえます。

  2. チップを大きななべでぐつぐつ煮る
     アルカリ性(しょっぱい薬)の液体を入れて、
     高い温度と高い圧力でしばらく煮ます。

  3. 木の「のり」がとける
     木には「リグニン」という接着剤のような成分があります。
     これがとけると、繊維(パルプ)がバラバラになります。

  4. ゴミを取りのぞいて洗う

  5. 残ったリグニンを分解する(酸素を使う)

  6. 白くするために薬品で漂白する

こうして、紙のもとになる白いパルプができます。


■ 叩解(こうかい)パルプをほぐす作業

パルプの繊維をもっと「ふわっ」とさせたり、
「ぺたっ」とつぶしたりして、紙を作りやすくする作業です。

🛠 何をするの?

・パルプを機械に入れて、水の中でぎゅーっと押しつぶしたり回したりして、
 繊維を細かくほぐします。

・これをすると、繊維どうしがしっかりくっつきやすくなり、
 強い紙や、すきまのないなめらかな紙(グラシン紙など)を作れるようになります。


■ 調成(ちょうせい)

ほぐしたパルプに、紙の性質を変える材料を混ぜます。

例えば…

  • 水をはじきやすくする薬(サイズ剤)

  • 白さやなめらかさを出す粉(填料)

  • 紙を強くする薬(紙力増強剤)

  • 色をつける染料

いろいろ混ぜて、「この紙をどんな紙にしたいか」を決めます。


■ 抄紙(しょうし)紙の形を作る工程

ここでようやく、パルプが「紙らしい姿」になっていきます。

原料のほとんどは水(99%!)で、とてもシャバシャバです。

① ワイヤーパート(水をぬく)

細かい網(ワイヤー)の上に原料をながし、
水だけ下にぬけていきます。

水が減ると、しめった紙(湿紙:しっし)ができます。
このとき、まだ水分が80%くらいあります。

② プレスパート(ぎゅーっとしぼる)

フェルト(毛布みたいなもの)ではさみ、圧力をかけて水をしぼります。
湿紙の水分は55%ほどになります。

③ ドライヤーパート(あたためて乾かす)

温かいローラーで紙を乾かしていき、
水分が8%くらいになるまでしっかり乾燥させます。


■ 塗工(とこう)・仕上げ

必要な紙は、ここで表面に色や薬品をぬってツルツルにしたり、
光沢を出したりします。

これで、みんなが使っている紙の完成です!


📷紙の表面の写真

Fig. 紙の表面写真

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