ごあいさつ
さまざまなニーズに応える、高性能・高品質な剥離紙を目指して
当社は1951年の創立以来、海渡化学工業(1972年にカイト化学工業に社名変更)を通じ、技術革新の道を歩み続けてまいりました。1955年には日本で初めてポリエチレンラミネート紙の製造に成功した後、1964年には剥離紙製造技術を完成し「
」を上市しました。
剥離紙は、消費者のみなさんが目にするばんそうこうや文具用の両面テープ用途はもとより、自動車、家電・情報電子機器などの組み立て過程、建築用材料やマーキングシートなど、さまざまな用途でなくてはならない粘・接着製品とともに用いられています。当社は、これら多種多様な粘・接着製品に用いられる剥離紙への高度な要求に応えるために研究開発を重ね、当社製品は高品質を武器に国内外で高い評価を得ております。
私たちは「事業を通じた社会貢献による企業の繁栄」「創造性の発揮と社会の進歩・変化の先取り」を軸とした経営理念のもと、常にスピード感を持って、変化していくさまざまな世の中のニーズや要請に応えられるように取り組んでいく所存です。
お客様との良好なコミュニケーションをもとに、さらに信頼関係を強固なものとしていきたいと考えております。そのうえで、当社の独自性を発揮し、技術に立脚した剥離紙メーカーとしてさらなる成長を目指してまいります。
今後ともより一層のご支援・ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
会社概要
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会社名
住化加工紙株式会社
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本社所在地
〒103-0016
東京都中央区日本橋小網町1番8号
(茅場町高木ビル4階) -
設立
1951年6月26日
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営業開始
2005年10月1日
(住化加工紙(株)として) -
事業内容
剥離紙スミリーズの製造・販売
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資本金
4億6千万円
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代表
代表取締役社長
酒多 敬一(さかた けいいち) -
株主
住友化学株式会社(100%)
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従業員数
120名(2025年4月1日現在)
経営理念
- ・ 事業を通じて社会に貢献することにより、企業の繁栄を実現する
- ・ 創造性を発揮し、社会の進歩、変化を先取りする
- ・ ユーザー志向に徹し、誠意と積極性をもって業務を遂行する
- ・ チャレンジ精神に溢れた創造、開発型企業体質を確立する
沿革
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1951年 6月
かもめ工業株式会社を設立
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1953年 6月
海渡化学工業株式会社に社名変更
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1955年 11月
国内初の押出ラミネータを導入しクラフトラミネート製品「カポラ」を開発
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1963年 12月
野田工場完成
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1964年 6月
剥離紙「
」を開発
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1965年 10月
クラフトテープ基材用広幅ラミネータ導入
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1966年 1月
布粘着テープ用基材製品「ハイクロス」を開発
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1972年 1月
カイト化学工業株式会社に社名変更
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1979年 11月
「
」用ラミネータ付シリコーンコータ導入
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1993年 9月
いわき工場第1期工事完成
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1997年 7月
いわき工場を対象としてISO 9001を認証取得
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2001年 3月
野田工場の剥離紙生産ラインを停止し、いわき工場へ集約
4月いわき工場第2期工事完成
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2003年 6月
ISO 9001の対象部署に事業部を追加
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2004年 1月
いわき工場を対象としてISO 14001を認証取得
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2005年 10月
剥離紙事業会社「住化加工紙株式会社」としてカイト化学工業株式会社より独立
12月いわき工場第3期工事完成
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2009年 4月
藤森工業株式会社から同社の剥離紙事業を譲受


役員紹介
役員 | 氏名 | 担当分野 |
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代表取締役 | 酒多 敬一 | 社長 |
取締役 | 森川 誠 | いわき工場長 |
取締役 (非常勤) |
後田 伸也 | |
監査役 (非常勤) |
不動田 正美 |
品質方針
私たちは、「事業を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、お客様の要求と期待に応えられるよう以下の品質方針を定め、全ての社員がこれを理解し、事業活動を遂行します。
- 1.関連するあらゆる法律、規制を遵守します。
- 2.「品質・安全性・納期・コスト」において、お客様に満足いただける製品とサービスを提供します。
- 3.工程で発生するあらゆる不適合を低減していきます。
- 4.品質目標を設定し、定期的に達成状況をレビューするとともに、
目標達成に向けてあらゆる手段を講じていきます。 - 5.この品質方針は、お客様および環境の変化に合わせて継続的に見直していきます。

当社は、いわき工場および事業部を対象としてISO 9001を取得し、QMSを運用しています。
環境方針
私たちは、「社会との共存共栄」、「環境負荷低減」という基本理念のもと、環境保全と資源の有効利用を推進し、企業としての社会的責任を果たすため、以下の環境方針を定め、事業活動を遂行します。
- 1.剥離紙の開発・製造から廃棄に至るまで、製品の全生涯にわたり環境負荷を評価し、低減していくことにより、環境を保護します。
- 2.環境に関する法規制、協定などを遵守することはもとより、自主的な取り組みにより環境汚染を防止します。
- 3.資源の有限性を認識し、その有効利用に努めて 省資源・省エネルギーおよび廃棄物の削減を促進します。
- 4.関係諸官庁・地域住民とのコミュニケーションを通じ、地域社会との共存共栄を図ります。
- 5.環境目標達成のため、管理計画を作成し、活動状況を定期的にレビューすることにより、環境マネジメントシステムとパフォーマンスを継続的に改善します。

当社は、いわき工場を対象としてISO 14001を取得し、EMSを運用しています。
適正取引の実現に向けて
当社は、これまでもお取引先様との共存共栄関係を推進するための取り組みを実施してきておりますが、今後、政府の掲げる「未来志向型の取引慣行に向けて」の趣旨や下請中小企業振興法に基づく「振興基準」、2023年11月に公表された「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」等に添って、その取組みを深め、お取引先様との取引価格に関する協議に適切に取り組んでまいります。
事業所
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本社
管理室/物流・購買部
〒103-0016
東京都中央区日本橋小網町1番8号(茅場町高木ビル4階)TEL.03-6837-9050
FAX.03-6837-9053
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事業部
東京営業グループ/業務グループ
〒103-0016
東京都中央区日本橋小網町1番8号(茅場町高木ビル4階)TEL.03-6837-9052
FAX.03-6837-9053
大阪営業グループ
〒541-0043
大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目6番17号(住化不動産横堀ビル8階)TEL.06-6228-1180
FAX.06-6228-1182
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工場
いわき工場
〒974-8242
福島県いわき市南台3丁目1番5号(山田インダストリアルパーク内)TEL.0246-62-0911
FAX.0246-62-0910
組織図

